技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

2014年11月

近い将来の技術士試験・新試験制度について。

2014.11.30

昨日の試験部会の資料について少し書いてみます。なお以下に示すのは、早くても平成27年度以降の話になります。(たぶん数年先だと思いますが)

試験部会の資料では、国内外の技術者におけるキャリアプランが記載されていました。会社に入社した年度における期待される能力から始まって50歳代における会社から期待される能力がまとめられていました。調査記載していると言う事は、近い将来試験に反映すると言う事です。そして、グローバルに活躍する技術者についても言及していました。

また「受験申込書及び業務経歴」の負担増加・筆記試験の負担軽減・口頭試験の負担増加が記載されていました。

業務経歴票では、業務説明書が新設されるかもしれません。また、口頭試験では、リーダーシップコミュニケーション能力などが新たに確認されるかもしれません。これらは全て、技術責任者にふさわしい人材かどうかの確認です。そのため、貴方は、全てを自己責任で行動できる技術責任者を目指して勉強して下さい。リーダーは、他責で無く自責で行動する人です。

そしてもし貴方が、技術士試験に挑戦中であれば、今のうちに合格する事をお勧めします。合格を先延ばしにして、現在検討されている確認項目が追加されると採点評価が厳しくなります。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

来年の技術士試験日程に異変があります。

2014.11.29

昨日11/28(金)に平成27年度の技術士試験日程について文部科学省の試験部会で提案されました。今日は、その提案について書いてみます。

提案日程は、下記です。

1、「受験申込書及び業務経歴」の配布
_______4/1(水)~
2、受験申込み
_______4/6(月)~4/27(月)
3、筆記試験
_______7/19(日) 総合技術監理部門(必須科目)
_______7/20(月・祝) 総合技術監理部門以外・総合技術監理部門(選択科目)
4、口頭試験
_______11月~1月
5、最終合格発表
_______3月

すなわち、従来5月連休明けが「受験申込書及び業務経歴」の提出〆切でした。それが、提出〆切4/27(月)になりました。

また、8月に行われていた筆記試験が、7/20(月・祝)に実施されることになりました。JESのホームページに設置している試験日までのカウンターも一気に進み「筆記試験日まで、あと232日」の表示です。

「受験申込書及び業務経歴」の作成では、5月連休が使えません。従来は、5月連休中に作成する人が多数でしたが、来年は5月連休がダメになりました。ますます来月に迫った年末年始の9連休が重要になりました。

また、筆記試験日が早くなりましたので、キーワード学習も急ぐ必要があります。

来年受験される人は、受験日程が早くなり、必須科目(択一式)で足キリが開始され、さらに難易度が上昇するという3重苦になりそうです。

来年の合格を目指す人は、1日でも早く受験準備を始める事をお勧めします。早い人は、キーワード学習ですでに100個に到達直前まで来ています。お急ぎください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

年末年始を制する人が、技術士試験の合否を制する。

2014.11.28

今年の年末年始は、9連休の会社が多いと聞きました。9連休に何を勉強するか計画していますか? 今日は、そんな事を書いてみようと思います。

まず、31日・1日・2日は、完全OFFにして良いかもしれません(勉強している大学予備校もあるようですが)。さて残り6日間で業務の棚卸をしましょう。そのためには、業務経歴の資料を準備しておきましょう。貴方が毎年作成している業務計画スケジュール帳などが、必要かもしれません。必要な資料さえあれば、自宅でじっくりと業務棚卸ができます。

それと普段参考書を読む時間の無い人は、参考書で勉強できる機会でもあります。勉強のための本を準備しておきましょう。ただし、技術士関係の書籍は、小さな書店で手に入りません。大型書店で購入するか、または、インターネットで購入しておきましょう。とくに、年末は、郵便物が動かない可能性があるので早めに準備しましょう。ちなみにJES技術士セミナーの教材は、12月上旬発送で12月中旬着のイメージです。

さていずれにしても、年末年始は、めったに無い勉強のチャンスです。年末年始を制する人が、技術士試験の合否を制すると思って頑張ってください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

貴方が技術(理系)の勉強をしても合格できないのは。

2014.11.27

貴方は、文書を書く勉強をしたことがあるでしょうか? 日本人のほとんどは、文書を書く勉強をしていません。今日は、そんな事を書いて見ます。

このコラムを読んでいる人の大部分は、日本人です。そのため、このコラムを読んでいる日本人は、等しく日本語の文書を小学生のころから書いていたと思います。そのため、貴方も他の人と同じ程度に日本語の文章を書くことができます。

ですが、長文を書く勉強は、小学生の読書感想文から始めた人が多いと思います。この読書感想文は、添削を受けていません。ほとんどが、小学校教諭のコメントと花丸で「良く書けました」的な評価だけです。

初めて添削を受けるのは、大学院に進学した人は、学会論文だろうと思います。そして社会人で始めて添削を受けるのは、報告書上申書の記述だと思います。

これら文書記述の勉強は、ほとんどの人が同じです。「学会論文を10数通書いています」または「報告書と上申書を毎月書いています」などと聞きます。すなわち、いずれかの記述を経験しているだけです。なので、受験生は、ほとんど文書記述を勉強していません

これらの理由から、ほとんどの人が、考えを文章にするのが苦手なのです。おそらく貴方も専門知識や能力を文書表現するのが苦手だと思います。だから能力があっても技術士試験に不合格なのです。

貴方が技術士試験に短期合格したいのであれば、文書表現を勉強する事です。技術士試験は、理系の試験で無く文系の試験です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

貴方が聞かれて困る事を質問するのが、口頭試験です。

2014.11.26

何人かの人は、口頭試験を終了したと思います。結果はいかがでしたか? 今日は、そんな話をしてみたいと思います。

まず貴方の知人で口頭試験を終了している人がいれば、どのような質問をされたか聞いておくと良いです。何故かというと、貴方にも同じ質問をされる可能性が高いからです。試験の合否判定は、同じ質問をして良い解答をした人を合格とします。不適切な解答をした人を不合格とします。すなわち、同じ質問をして解答を比較する事で合否判定しています。

また、解答内容によって、新たな質問をされます。派生質問です。これも注意が必要です。派生質問が出ると言う事は、試験官にとって追加質問したくなる解答をしたと言う事です。解答を間違えた可能性があります。その時は、落ち着いて説明を続けて下さい。

最後に「質問されたら困る」と考えている事のある人は、重点的に模範解答を準備してください。口頭試験は、貴方を技術士に合格としても問題無いか確認で質問しています。そのため、問題点を見つけると質問が集中する可能性があります。貴方が「質問されたら困る」と考える事は、必ず質問されると考えて事前準備をしてください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

年収と勉強との関係について。自分へ投資をしましょう。

2014.11.25

昨日面白い本を読みましたので紹介したいと思います。

紹介する本は、プレジデント社:勉強法得講座(←ここをクリック)です。副題が、人生の勝敗は、「勉強量の差」で決まる!と書かれています。この本は、現在成功しているビジネスパースンが、20歳代から現在までに続けている勉強の習慣を1000人の調査からまとめた本です。ページ数が、80ページで定価(本体840円+税)も安価であり約30分間で読める本です。

本の内容は、年収で1,500万円、800万円、500万円、の各層に分けてどのような勉強を長年続けているか分析しています。

各層でこれだけの違いがあるとは、何となく感じていましたが再認識しました。高収入になる人は、長年にわたり下記の特徴があると分析されています。まさに技術士試験にチャレンジしている人が、該当します。

1、常に複数の資格にチャレンジしている。(常に高いハードルを目指している)

2、英語・経済・ITに関係する専門知識を勉強している。

3、自分の能力UPにつながる投資には、お金を惜しまない。

お金を目的に働くのは、良くありません。社会に貢献するのが、本来の目的です。ですが、高収入は、その人の社会的評価の1つです。参考にしてみて下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

12月07日(日)は、総合技術監理部門を考えています。

2014.11.24

あと1週間で12月です。口頭試験の準備は、できましたでしょうか? JESでは、11月30日(日)の模擬口頭試験の定員がほぼ満席になりました。そこで11月24日(月)の応募で〆切を予定しています。〆切した以降は、12月07日(日)に応募いただきたく思います。

なお12月07日は、総合技術監理部門の受験生をメインに応募いただこうと思います。と言いますのは、最近の総合技術監理部門は、極めて難関試験になっています。例えば、平成25年度の全体合格率が、16.4%であるのに対して総合技術監理部門は、13.1%です。平成25年度の実績(←ここをクリック)

今回の合格率は、場合によって他の技術部門に先行して合格率12%に突入するかもしれません。そして総合技術監理部門は、他の部門よりも先行して数年以内に8%に到達するかも知れません。

そこで、1年でも早く総合技術監理部門に合格して頂くために12月07日(日)の模擬口頭試験のセミナーで合格支援をしようと考えています。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

そろそろ冬休みの勉強準備をしてください。

2014.11.23

技術士の筆記試験前で長期連休は、2回あります。1回目が、年末年始の冬休みです。2回目が、5月連休です。この2回を活用して試験勉強を準備してください。今日は、そんな話をしてみたいと思います。

技術士試験の準備は、4月下旬までに「受験申込書及び業務経歴票」を作成します。この作成のために冬休みでは、業務の棚卸を行います。特に近年は、720文字で詳細業務を記述する事が求められているので重要です。旧試験制度では、約3000文字で図表を使って経験業務を記述できました。しかし、新試験制度では、同じ目的で720文字のみに限定されて、なおかつ、図表が使えません。求められる能力の高さは、極めてハイレベルです。すなわち、文字だけで試験官の頭の中にイメージを描く必要があるのです。3000文字から720文字に軽減されたと安易に考える人は、不合格に直行です。合格するためには、冬休みに業務の棚卸を行って高度な720文字詳細業務を作成してください。キーワード学習も冬休みまでには、100個を完成させてください。

5月連休では、筆記試験前のまとまった勉強時間です。この時に独学の人は、筆記試験の論文記述対策をスタートするのが良いと思います。JESでは、連休明け直後に論文記述対策をスタートします。キーワード学習は、200個完成が目標です。

さて、5月連休は、まだ先なのでまだ準備しなくて良いと思います。ですが、冬休みは、そろそろ準備してください。12月になると郵便物は、時間がかかります。特に年末は、届かない場合もあります。JESにおいても12月20日以降は、教材の発送を停止しようと考えています。

貴方も資料を集めるなら、できれば11月中に、遅くとも12月10日までに済ませる事をお勧めします。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

口頭試験の合格を確実にする方法とは。

2014.11.22

きょうは、先日11/16(日)に行った模擬口頭試験が、非常に好評だったのでその理由について書いてみます。

まず本番の口頭試験は、次の3種類の諮問が行われます。

1、一般的な全員に行われる諮問。

2、1人1人違う個別諮問。

3、受験生の回答によって変化する応答諮問。

これらの諮問が行われるので、書籍など1人で勉強できるのは、「1、」だけになります。「2、」や「3、」は、貴方個人が何を諮問されるかを知る必要があります。一般論では、対処不可能です。

一番良い方法は、実際に模擬口頭試験を経験する事です。さらに経験は、2回以上をお勧めします。1回目は、貴方がどのような回答をするかによって、変化する応答諮問を経験します。そして、2回目では、その変化する応答諮問への模範回答を準備します。この準備ができるのは、実際に模擬口頭試験を2回経験する方法だけです。そして、2回経験すれば、合格の自信がつきます。

JESの受講生の声をUP(←ここをクリック)しておきますので、参考にしてください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

高い評価を得るには、大きな課題と小さな問題がお勧め。

2014.11.21

口頭試験で高い評価を得るには、大きな課題小さな問題を挙げるのがお勧めです。きょうは、課題の重要性と問題の欠点を書いてみます。

技術士は、高級技術者です。すなわち技術士=技術指導者です。技術指導者は、課題を持って業務をこなす必要があります。そのため、技術士には、課題が必須となります。口頭試験でも試験官は、必ず「この業務には、どのような課題がありましたか?」と質問します。そのため、720文字詳細業務に限らず最近10年間の業務でどのような課題があったか聞かれても回答できるようにして下さい。なお入社したての頃の新人時代は、できれば課題を持っていた方が良いですが、無くてもやむなしかもしれません。経験の少ない技術者は、問題の対処だけで課題まで考えが及ばないのが普通だからです。

これに比べて、問題を持っている技術者は、評価が低いと思った方が良いです。なぜなら問題を対処するのは、当然のことだからです。そして問題は、誰もが対処すべき事だからです。特に大きな問題を持っている人は、注意してください。大きな問題の場合は、評価が低いだけでなくマイナス評価になる場合もあるからです。

口頭試験で一番良い評価を受けるには、大きな問題は、あったとしても回答しないようにしてください。大きな課題小さな問題を2~3件ていど回答するのがお勧めです。なるべくならば、問題を回答しないのが得策です。

それから、ホームページをリニューアル(←ここをクリック)しました。もしよかったらご覧になってください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

2014年流行語大賞にノミネートされました。

2014.11.20

2014年の流行語大賞で50語がノミネートされました。テニスの錦織選手が言った「勝てない相手はもういない」もノミネートされました。今日は、この言葉について書いてみます。

技術士試験においてもこの言葉は、重要です。この言葉を技術士試験に当てはめれば、「合格できないはずがない」というところでしょうか。

私は、どのような難関でも「できる」と思う事が成功への第一条件だと思います。難関であればあるほど良い結果を出すには、「できる」と思う必要があります。

技術士試験のセミナーをやっていると合否の可能性について問合せを受ける事があります。問合せとしては、2種類あります。「(1)私でも合格できるでしょうか?」「(2)何をやれば合格できるでしょうか?」の2種類です。

統計的なデータは無いですが、おそらく(2)の人の方が合格者が多いと思います。(1)は、不合格になる事を考えた発言です。しかし(2)は、合格する事を前提で発言しているからです。

貴方は、(1)と(2)のどちらの発言をしているでしょうか? もし貴方が技術士試験に合格したいのであれば、(2)の発言を増やすことをお勧めします。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

一発合格を狙う人同志で情報交換しましょう。

2014.11.19

今日は、類友の法則磁石の法則を話してみたいと思います。

貴方は、類は類を呼ぶという言葉を聞いたことがあると思います。この言葉は、志や考え方の近い人同志が集まることを意味しています。何故集まるかというと集まった方が、励ましあい情報交換できる等のメリットが多いからです。

勉強においても同じです。大学へ進学したい人は、進学校予備校などに集まります。特に難関大学に進学したい人は、それに適した進学校に集まります。

技術士試験においても同じです。JESには、技術士試験に一発合格を狙う人が集まります。一発合格するには、何をどのように勉強するか情報が必要だからです。

貴方がもし技術士試験に一発合格を狙っているのであれば、同じ志を持っている人と情報交換する事です。そうすれば、貴方は、技術士試験に最短合格できます。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

今日は、重要なお知らせのみになります。

2014.11.18

すみません。今日は、連絡漏れると困る重要なお知らせを記載します。そのため、コラムは、お休みさせていただきます。

【お知らせ 1】プレ・セミナーの案内について

現在12月6日(土)のプレ・セミナー(←ここをクリック)の連絡をしています。このプレセミナーは、来年のセミナーを先取りで無料で参加できます。下記の確認ができた人に1週間以内に参加のお誘いメールをしています。

1)参加型・インターネット・DVD等の有料コースを申込んだ人

2)受講料を銀行入金、または、クレジット決済の確認できた人

もし連絡の無い人は、info(アットマーク)ejes.jpまで連絡ください。(アットマーク)は、半角の@に変更してメールしてください。

【お知らせ 2】模擬口頭試験の募集〆切について

現在JESは、11/30(日)と12/07(日)の模擬口頭試験セミナーの申込み(←ここをクリック)を受け付けています。今日の時点で11/30(日)分の残り空席が、8名となっております。定員になり次第募集〆切とさせていただきます。申込み予定者の人は、申込ページからの申込と受講料の銀行振込、または、クレジット決済をお願いします。8名の申込を過ぎて以降の9名からの人は、12/07(日)への変更、または、受講料の返金を相談させていただきます。(今日の時点で入金済みの人は、予定通り受講していただけます)

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

業務経歴票で計画・研究・設計と記載の諮問は。

2014.11.17

貴方は、業務経歴票研究設計指導などを記載しているだろうか? また最終学歴と業務に整合が取れているだろうか? きょうは、そんな事を書いてみます。

「受験申込書及び業務経歴票」に研究・設計・指導などを記載するのは、口頭試験での合格の必要条件です。ですが、記載すると質問がそこに集中する場合があります。

例えば、研究と書いた場合に「研究予算は、いくらでしたか?」「共同研究者は、誰ですか?」「学会発表をされましたか?」などと諮問される場合があります。設計や指導なども同様です。

年齢的に若い人などは、指導と書くと「誰を指導したのですか?」「指導するときどのような課題を与えたのですか?」など諮問される場合があります。

計画・試験・評価なども同様です。予算や結果などを諮問されても良いように準備を進めて下さい。これらの中で一番重要なのは、課題です。課題は、十分に説明できるように準備してください。

また、最終学歴で何を勉強したかと業務の間に整合が取れて無いと専門知識について準備してください。例えばの例ですが、建設部門を受験している人が、建設部門以外の学部を卒業している場合は、要注意です。「なぜ基礎知識の充分ある部門を受験しないで建設部門なの?」と疑問を持たれる場合があります。この場合も試験官に安心させる説明をしてください。不安を持たれると受験部門不適切と判断されます。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

来年の筆記試験の出題される問題について。

2014.11.16

来年の筆記試験でどのような問題が出題されるか考えてみます。

試験問題は、毎年6月までに新作されます。そのため、6月までに話題になった事などが出題されると考えて下さい。明確な例では、3.11(東日本大震災)直後の試験で、大多数の部門で3.11関連の問題が出題されました。

Ⅰ必須科目では、専門知識を問う問題が出題されます。既存技術と新技術について知識の有無が問われる問題が出題されます。専門雑誌・業界紙・白書などで情報を集めておくことをお勧めします。

Ⅱ選択科目では、専門知識と応用能力を問う問題が出題されます。既存技術と新技術でどのような応用があるか確認問題が出題されます。貴方の業界でどのような応用があるか情報を集めておくことをお勧めします。

Ⅲ選択科目は、課題解決能力を問う問題が出題されます。貴方の業界で今直面している課題を調べておくとよです。そして、その課題をどのように解決するか、貴方なりの考えを整理しておくことをお勧めします。

それぞれの問題は、来年の6月に決定します。決定するときは、過去問題と類似しないように慎重に検討されます。

以上から貴方の業界で出題されそうな問題を6月まで検討することをお勧めします。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

勉強の早い人は、キーワード50個完成です。

2014.11.15

平成26年8月3日(日)の筆記試験から、100日以上が過ぎました。貴方の勉強は、進んでいますか? 今日は、一番勉強の進んでいる人の話をしてみたいと思います。

今一番勉強の進んでいる人は、8月から勉強されています。8月は、その人とE-mailで連絡を取りながら、キーワード学習を進めていました。初めてのキーワードは、1個を書き上げるのに3週間程度かかりました。一番初めは、各区分の意味を理解してもらうのに2週間かかりました。複数回E-mailで連絡をしても理解が難しいのが、課題・問題点・将来動向です。

それぞれの区分を理解してもらった時期に記述内容の品質も上げてもらいました。いくらキーワード学習で300枚のシートを記述しても内容が充実してなければ、無意味です。定量的な表現や新技術を折込むのは、重要です。

そして、正しい区分で良い記述内容でキーワード学習ができたのが、3週間程度でした。

勉強を始めてから4週間程度過ぎたころには、1週間で3~4個のキーワード学習ができるようになりました。今では、合計で50個程度のキーワード学習ができています。いまの時点で50個と言う事は、来年の筆記試験までに300個のキーワード学習が完成します。おそらくこの人は、来年の筆記試験に合格すると思います。来年の筆記試験合格を目指す貴方もこの人を参考に勉強を進めて下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

筆記試験で不合格者は、質問に答えて無い人です。

2014.11.14

先日、筆記試験の復元論文を見てほしいとメールが来ました。その時に感じた事を書いてみます。

まず第1に気づいたことは、求められている質問に解答して無いと言う事です。もっとも単純に言えば、求めた質問に解答して無いからこそB評価以下になるのです。

問題をシンプルにすれば「AとBについての〇〇について指定枚数以内に記述しなさい」という構造です。この場合は、AとBについて記述する必要があります。ですが、Aだけ記述する人やBだけ記述する人が多いです。さらに〇〇についても解答不備が多いです。

〇〇で一番多い解答不備は、問題点と課題の混同です。質問で課題の記述を求めているのに、問題点を記述したのでは、不合格です。この解答不備を防ぐには、勉強する段階からキチンと知識を整理して勉強する必要があります。

第2に気づいたことは、解答の論文構造が、不十分と言う事です。論文構造が不十分では、評価点数が低くなります。論文構造のキチンとするには、ひな形論文を理解する事です。

貴方が来年技術士試験に合格したいのであれば、最低限として質問に正確に論文構造をキチンとして解答してください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

1日でも早い学習が合格を確実にする。

2014.11.13

今日は、1日でも早い学習が合格を確実にする事を説明したいと思います。

JESでは、キーワード学習をベースにしてひな形論文を使って機械的合格論文作成法を推奨しています。この学習の利点は、学習の進度が数値で分かる点です。JESの指標が300個超のキーワードと3個の合格論文作成です。この目標をクリアーすれば、かなりの確率で合格できます。すなわち、どこまで学習できたかを判断するバロメータとして「キーワード何個?」と「合格論文何通?」で判断できます。

なぜ判断できるかというと、合格論文とキーワードは、ジグソーパズルのジグソーとピースの関係に似ています。合格論文を作成するためには、キーワード300個超が必要です。300個超のキーワード学習するには、早い方が楽になります。

そのイメージ図は、下記になります。

貴方が、自分で合否の可能性を判断できる目安として300個超のキーワードと3通の合格論文を考えると、勉強の支えになります。

今から毎日2個のキーワード学習を実施すれば、8月2日(日)の筆記試験日までに十分間に合います。筆記試験日まであと261日間です。ぜひやってみて下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

口頭試験で一発不合格になるキーワードがある。

2014.11.12

口頭試験は、筆記試験と同様に一言言っただけで一発不合格になるキーワードがあります。今日は、そんな事を書いてみます。(筆記試験で一発不合格になるキーワードは、別の機会に説明します)

まず口頭試験は、貴方が専門家であるかどうかを確認します。そのため、質問事項に「知りません」と言ってはいけません。貴方が専門家であるか確認する質問で貴方が、「知りません」と言えば、貴方自身で「私は素人です」と回答している事になります。そのため、若干の例外がありますが、ほとんどの場合「知りません」と言った瞬間に一発不合格になります。ただし、人間ですから知らない事を聞かれるときもあります。知らない事を聞かれた時、どのように回答するか事前に準備してください。

さらに試験官と意見が違う場合に、試験官と議論する受験生がいます。この場合も一発不合格です。口頭試験は、議論する場でありません。貴方の能力の有無を確認する場です。にもかかわらず議論した場合は、一発不合格です。また、わざと貴方と違う意見を述べる試験官もいます。貴方がどのような反応をするか試す質問です。貴方と試験官の意見が違う場合にどのようにするかを事前に対策しておく必要があります。

それから口頭試験は、貴方が技術士(=技術責任者)にふさわしいかどうかも確認しています。質問に対して担当者的な回答でなく、視野の広い先を見通した技術責任者的な回答をすることが求められます。まして一般大衆のような回答をする人は、一発不合格です。

以上に説明した以外でも一発不合格になる言葉がありますので、事前に十分準備してください。また、何回か回答すると不合格になる言葉もあります。それら、どのような言葉が合否判定に影響する回答かを十分調査して口頭試験にのぞんでください。

それから服装にも気をつけて下さい。営業部員が、客先を訪問するような服装がお勧めです。

なお、JESでは、11月30日(日)に模擬口頭試験(←ここをクリック)を実施します。模擬口頭試験では、2人のベテラン技術士が貴方に対する想定質問模範解答を検討します。現在定員の2/3程度の応募まで来ています。残り空席が、1/3です。もし今年で合格したい人は、早めに応募してください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

本日からプレ・セミナーお誘いメールを発信です。

2014.11.11

前回実施したプレ・セミナーが、大好評でした。「もう1回やって欲しい」と要望が、多数です。今回の12月6日(土)に実施予定のプレ・セミナー(←ここをクリック)も期待してください。今日は、そんな話をしたいと思います。

まず始めに解説するのが、「受験申込書及び業務経歴票」についてです。口頭試験の時に試験官は、「受験申込書及び業務経歴票」を直前に読んでから、面接を実施します。この直前に読んだとき、どのようなポイントを質問するか、質問事項を決めて面接します。すなわち先入観を持って面接します。「どんな欠点のある受験生だろうか?」という面接と「どんな良い点のある受験生だろうか?」という面接なります。欠点探しの面接になるか、長所探しの面接になるかは、「受験申込書及び業務経歴票」で決まります。合格するための「受験申込書及び業務経歴票」の記述法を解説します。

前回実施したのは、10月19日(日)でした。その時に一番好評だったのが、問題の論理的攻略法でした。これは、問題文を読んで必要な知識をどのように解答文に構成するかを考える方法です。問題文をキーワードと切口で分解しいつものパターンで解答を記述する方法です。この方法を使えば実力があれば誰でも合格論文が記述できます。

そして、最後にキーワード学習の解説です。キーワード学習は、正しい勉強方法があります。ムダな勉強をしないように解説する予定です。

本日11/11(火)15:00以降からJES有料セミナーに申込まれている人へ参加のお誘いメールを出す予定です。また、本日以降で有料セミナーに申込まれた人は、順次お誘いメールを出す予定です。楽しみに参加してください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

再度プレ・セミナーを実施します。

2014.11.10

前回は、プレ・セミナーに多数の人が参加頂きありがとうございました。前回のプレ・セミナーが大好評で「再度プレ・セミナーを実施して欲しい」と多数の人から、連絡をいただきました。

そこで再度プレ・セミナーを実施する事とにしました。実施内容は、前回と同じですが、前回参加された人も再度参加されて構いません。機械的合格論文作成法ひな形論文など再度説明いたします。また、受講生同志で名刺交換も行います。良かったら参加下さい。応募内容は、前回と同じです。下記を参照されて応募ください。(応募方法は、参加資格のある有料セミナー申込者へ事務局からメールします。そのメールに返信で応募ください)

-----------セミナー内容-------------

来年度のJES技術士セミナー申込者限定の特別セミナーです。

来年の技術士試験を受験する多くの人から、「勉強しているのですが不安です」のメールが来ているのでプレ・セミナーを企画します。

JESのセミナーに申込まれている人で来年の試験を受験される人から「不安です」の連絡をいただいています。返信としては「いまは、キーワード学習をすれば大丈夫です。2月からのセミナー参加で合格できます」と説明しています。ですが、大丈夫と言っても不安な状態で2月を迎えるのもつらいと思います。そこで、安心して頂くためにプレ・セミナーを実施する事にしました。

このプレ・セミナーは、来年の技術士試験を受験する人で合格に不安を持っている人を対象に2月からの勉強を事前に理解していただくセミナーです。2月からのセミナーを早期に理解するのですから、安心して頂けると思います。さらに勉強方法を2月のセミナーの前に理解できるので、自宅学習などの事前準備も十分できると思います。

JESとしても、少しでも合格率を高めることができるので12月06日(土)にプレ・セミナーを実施する事にしました。

このプレ・セミナーは、キーワード学習・受験申込書及び業務経歴票・機械的合格論文作成法などを2月のセミナーの前に概要を理解していただくセミナーです。プレ・セミナーに参加できるのは、JES技術士セミナーの有料セミナーに申込んで頂いた人限定です。

他の受験生が、2月から勉強するのをこれだけ早期に勉強するのです。絶対に合格したい人や初めて受験する人も安心です。不安な人も2月からのセミナーに余裕で参加できます。

主旨が、事前セミナーなので業務など予定のある人は、無理をしての参加不要です。JESのセミナーは、2月から参加すれば、合格できるように計画していますそのため、無理な参加は、不要です。

ですが、不安な人は、安心して頂くために参加されると良いかもしれません。また、モチベーションを維持するのに役に立つと思います。業務命令などで受験されるため平成27年度の技術士試験で絶対合格しなければ困る人も参加すると良いかもしれません。

1、日時
12月06日(土) 14:00〜16:00
2、場所
東京都北区 北とぴあ
3、参加対象者
JES有料セミナー申込者限定(入金を確認できた人に順次案内します)
4、参加費
無料(平成27年度の有料セミナー申込者限定のセミナーです)

なお、本件は、有料セミナーに申込まれた人にJES事務局から参加の問合せメールをします。また、今から有料セミナーに申込まれる人には、申込まれた時点で会議室や持参品など連絡します。

なお予期せぬトラブルなどでメールが届かない人は、info(アットマーク)ejes.jpまで連絡をください。「(アットマーク)は、@に変更してください」

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では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

筆記試験まで265日間です。勉強してますか?

2014.11.09

今日で来年8月2日(日)の筆記試験まで265日間になりました。貴方は、勉強が進んでいますか? 今日は、そんな事を書いてみます。

1年間は、365日間です。来年の筆記試験まで265日間になったと言う事は、1年間の100日間が経過したと言う事です。貴方は、100日間を経過して勉強がどこまで進んだでしょうか?

例えば、キーワード学習です。キーワード学習は、一番簡単な積み重ねで合格できる技術士試験対策です。1日1個のキーワード学習を進めれば良い学習です。貴方は、何個のキーワード学習を行いましたか? 1日1個で100日間では、100個と言うのは、少し高い目標です。ですが、せめて半分の50個は、進んでいてほしいと思います。

もちろんまだ学習予定で無い人は、良いと思います。ですが、学習しようと思っているのに学習が進まない人は、要注意です。おそらく、学習しようと考えているのに進まない状況は、来年の試験直前まで続くはずです。そして試験直前の手遅れになってから、学習を始めるのです。

貴方がもしいま勉強を始めなければ、来年の今頃もまた「勉強しなければ」と悩んでいるはずです。そうなりたくなければ、今すぐ勉強を始めて下さい。そして、技術士試験に合格して技術士として活躍しましょう。

もしよかったら、貴方の勉強のきっかけを作るために11月15日(土)の無料セミナー(←ここをクリック)に参加して下さい。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

高級技術者と普通技術者は、課題と問題の違いです。

2014.11.08

きょうは、普通の技術者と高級技術者の違いについて書いてみます。

「受験申込書及び業務経歴票」の業務経歴票にある720文字詳細業務で課題を記述します。これは、課題を持っているのが高級技術者の条件だからです。そのため、口頭試験においても「この業務の課題は何ですか?」と質問されます。

これに対して問題を抱えているのが、普通の技術者です。普通の技術者は、問題を抱えながら業務をこなしています。そのため普通の技術者は、満足な成果を出すのが困難であり、将来技術の発展にも期待が持てません

課題を持っている技術者と問題を抱えている技術者では、同じ能力の技術者でも評価に大きな違いが出ます。貴方が課題を持って業務をこなしていれば、会社から大きな仕事を任され技術責任者として処遇されるはずです。これに反して、問題を抱えている技術者であれば、貴方の会社内での評価が下がっていきます。貴方がどちらに評価されているのか、社内評価を見てもらえれば解ります。

JESでは、毎回の無料セミナーで課題と問題について話しています。もしよかったら、11月15日(土)の無料セミナー(←ここをクリック)に参加して下さい。貴方が、課題を持つ高級技術者となって会社で評価される人材に成れます。そして、技術士試験にも合格できます。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

模擬口頭試験は、2名の技術士で2回の面接です。

2014.11.07

現在、模擬口頭試験の受付をしています。その受付で11月16日(日)が、そろそろ満席になりました。今回は、模擬口頭試験で一番良いやり方を書いてみます。

模擬口頭試験は、当然ですが、貴方が口頭試験に合格する方法を知るために行います。そのため、貴方個人の勉強すべき内容を知る必要があります。なぜなら、全員に質問される内容と個別に質問される内容があり、個別質問は、貴方だけに質問される内容だからです。そのため、一般論を聞いても無意味です。貴方が質問される内容を考える必要があります。

このような事を考えて、JESの模擬口頭試験は、2名の現役技術士が、貴方1人に対して1週間かけて質問を検討して模擬口頭試験を行います。2名で行うのも意味があります。1人の技術士だけで貴方の質問事項を検討したのでは、見方が1面的になります。複数の見方で貴方に質問のが最適と考えるから2名体制としています。

さらに模擬面接は、2回行います。1回目は、面接の内容を理解してもらう事に目的があります。そして、2回目は、1回目の反省点を是正してどのようにするかを話し合ってその後に面接を行います。1回目の面接でたどたどしかった貴方が、2回目の面接では、別人のように対応できるのが理解できます。

これらの2名の技術士による2回の面接訓練を1日たっぷり行う事で、貴方が、技術士試験に自信を持って合格できるのです。貴方1人のために多くの技術士が合格指導します。だからJESの模擬口頭試験は、定員枠が少ないのです。(すみません。11月16日(日)は、ほぼ満席です。もしこれから応募される人は、11月30日(日)で申し込んで(←ここをクリック)ください)

なおどうしても11月16日(日)に受講したい人は、事務局へ問合せ(←ここをクリック)ください。キャンセル待ちとしてお受けします。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

受験生全員、努力している。結果に違いが出るのは。

2014.11.06

努力しているけれども結果の出ない貴方! 今日は、努力しているけれど結果の出ない貴方に向けて書いてみます。

実は、受験生は、全員努力しています。努力しているのは、貴方だけでありません。毎日勉強したいけれど勉強する時間が無い人が多数います。また、勉強を始めても結果が出ない人も多数います。同じ努力を他の人もしています。しかし、他の人は、技術士試験に合格します。同じ努力をしているのに違う結果になるのは、何故だと思いますか?

それは、効果のある努力をしているかどうかです。そして効果的な勉強をしているかどうかです。例えば、隙間時間で眺めるだけで効果のある教材があります。どこでも始められる勉強方法があります。そして勉強方法によって、1時間勉強して1時間の勉強効果の出る人と、1時間勉強しても勉強効果の無い人がいるのです。その違いは、勉強方法の違いです。

今日から、来年の筆記試験まであと268日間です。毎日の積み重ねが、大きな違いとなります。手遅れになる前に1日でも早く勉強方法を修正して、効果的な勉強に切り換えて下さい。そうしなければ、ムダな努力に終わります。貴方がこれだけ努力しても不合格になるのは、残念です。努力が報われる勉強方法に変更しましょう。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

ホーソン工場の実験から得た人間の意識について。

2014.11.05

貴方は、ホーソン効果と言うのを知っているでしょうか? 1924年にシカゴ郊外のホーソン工場で行われた実験で発見された効果です。今日は、そのホーソン効果について書いてみます。

ある学者たちが、照明が明るいと作業効率が向上するという主張を確認するために実験を行いました。まず実験は、工場の照明を明るくすることで作業効率の変化を観測しました。すると、作業効率の向上が計測できました。これで、照明を明るくすることで作業効率が向上すると判断されました。

しかし念のため、通常よりも照明を暗くして同じ実験を行いました。すると、それでも作業効率が向上したのです。さらに学者たちは、照明を段階的に暗くしました。なんと驚くことに、照明を暗くするにしたがって作業効率が向上したのです。すなわち、照明が暗い方が作業効率は、向上するという実験結果を得たのです。

貴方はこの実験結果をどのように考えるでしょうか?

ホーソン工場の実験は、照明と作業効率の関係で無く「作業者の観測されている意識と作業効率の関係」を測定していたのです。すなわち、ホーソン効果は、人間の意識が結果に大きな影響を及ぼすことを意味しています。

例えば、2つの類似した絵を見せて「10カ所の違いがあるので見つけて下さい」と言われたとします。貴方は、10カ所の違いを発見するまで間違いを探し続けると思います。ですが、数値を示さず単に「違いがあるので見つけて下さい」と言われたら、10カ所の違いを見つけることができるでしょうか?

また別の例として、過去にサッカーのワールドカップに「ベスト4を目指す」と宣言して選手を指導した監督がいました。ベスト4には、届きませんでしたが、予選を突破して決勝トーナメントに進むことができました。

これらは、環境よりも人間の意識が、結果に大きく影響している事を示しています。

あなたがいまどのような状態か私(坂林)には、解りません。技術士試験の筆記試験を突破しているのか? それとも、残念な結果になったのか?

しかし私(坂林)には、経験から知っている事があります。技術士試験に合格した人は、全員最後まで合格しようと頑張った人です。途中で諦めた人に合格はありません。貴方もあと少しです。合格するまで頑張りましょう。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

口頭試験の合格率(目標値)が、決まりました。

2014.11.04

技術士第二次試験の口頭試験は、例年70%~80%程度の合格率となっています。筆記試験は、例年15%~20%程度の合格率となっています。そして筆記試験と口頭試験の両方を合わせた最終合格率は、10数%程度となっています。

筆記試験の合格率×口頭試験の合格率=最終合格率

きょうは、今年の口頭試験の合格率を予想してみようと思います。

毎年、第二次試験の最終合格率(←ここをクリック)は、試験制度の変更が有った昨年度を例外として8%の合格率に向かって毎年0.5%程度の割合で厳しくなっています。第一次試験の最終合格率(←ここをクリック)は、マークシート式で正答表が公表される関係もあり13.7%~63.3%の間で、毎年大きく変化しています。

さて第二次試験は、試験制度の変更前の平成24年度の最終合格率が、13.7%でした。そして今年は、最終合格率で13%程度が予想されています。今年の筆記試験は、16.6%の合格率でした。この16.6%を最終合格率13%にするためには、次の計算式となります。

13%÷16.6%=0.78

すなわち、口頭試験の合格率を78%にすれば、最終合格率が、13%となります。

この78%という数値は、4人受験した場合に3人が合格して1人が不合格という数値です。この数値は、非常に厳しい数値です。すでに筆記試験で厳しい合否判定をされた優秀な人が、さらに合否判定されるのです。貴方と同じく筆記試験を合格した人が、合否判定されるのです。大学入試試験で考えると、A判定された人どうしで比較して合否判定されるのと同じです。全員が「自分は、合格できる」と思って受験する人の4人に1人が不合格になると言う事です。

ではどのような人が不合格になるかというと、口頭試験の受験準備をしなかった人が、不合格となります。なぜなら、定番質問があるのに模範解答を暗記しない人は、不合格になるのが当然です。JESでは、11月16日(日)のセミナー(←ここをクリック)で定番質問と模範解答を勉強します。

そして不合格になると来年筆記試験から再度受験となります。筆記試験を合格した貴方は、十分な準備をして口頭試験を受験して頂きたいと思います。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

「予想質問集」を準備し一発合格を目指しましょう。

2014.11.03

今日は、口頭試験までに準備して欲しい書類について書いてみます。

口頭試験までに準備して欲しいのは、「受験申込書及び業務経歴票」・「筆記試験の復元論文」・「予想質問集」です。

この「予想質問集」は、貴方が作成した「受験申込書及び業務経歴票」と「筆記試験の復元論文」から作成します。すなわち貴方が質問される内容の「予想質問集」です。世の中に市販されている誰でも質問される内容で無く、貴方が質問される内容を準備する必要があります。

そのためJESでは、貴方が記述した「受験申込書及び業務経歴票」と「筆記試験の復元論文」を2名の講師が、1週間以上時間をかけて質問事項の検討を開始します。そのため、JESでは、1週間以上前から模擬口頭試験の準備を始めています。現在は、11/16(日)の模擬口頭試験の準備(←ここをクリック)を行っています。

もし貴方が、自分専用の「予想質問集」を手に入れたいのであれば、新・技術士制度の評価基準を知っている2名以上の人に「受験申込書及び業務経歴票」と「筆記試験の復元論文」を1週間以上前に渡して検討を受けて下さい。

あなた専用の「予想質問集」が手に入ったら、あとはひたすら暗記です。試験日まで1か月間以上の時間をかけて、ひたすら暗記すれば合格できるはずです。

JESでは、11月16日(日)に模擬口頭試験で「予想質問集」を手に入れて、本番の試験日までに1か月間かけて模範解答を暗記します。特に総合技術監理部門は、早い準備が重要です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

1か月以上前から口頭試験の受験準備を始めて下さい。

2014.11.02

口頭試験の受験日程が決まり始めました。試験センターから日時指定のはがきが届いていると思います。今日は、口頭試験までに暗記すべき事について書いてみます。口頭試験の1か月以上前から受験準備を始めて下さい。暗記すべき模範解答は、膨大な量になります。時間がありません。限られた時間で全てを暗記する必要があります。

まず口頭試験では、手持ち資料が認められていません。何も持たない状態で回答します。そのため、必要な情報は、暗記しておくことが必須です。

1、技術士法

まず何と言っても技術士法の条文を暗記してください。技術士法は、皆さんを規制する法律です。技術士法を知らずに業務を行い、法律違反をすることの無いようにしなければいけません。技術士法を知らずに守らない事は、自動車の運転免許でいえば、道路交通法を守らないのと同じです。交差点の信号や一方通行を守らないと大惨事になるのを想像すれば、極めて重要です。暗記すべき条文は、20数条程度です。全て丸暗記してください。

2、技術者倫理関係

技術者倫理では、暗記すべき技術士倫理要領が公開されています。10項目の暗記とその解説文章の理解を深めて下さい。それぞれ関連性があります。項目どうしが競合した場合にどうするかも理解してください。例えば、秘密の保持が法律で決められていますが、不正行為を発見した場合にどのようにするか考えて下さい。

3、業務経歴票と筆記試験の解答

貴方が記述した資料です。質問されても回答できるように暗記してください。業務経歴は、720文字詳細業務も含めて3分間と5分間で説明できるようにしてください。もし余裕があれば、別の時間でも説明できるように練習してください。筆記試験の解答は、記述不足部分について、模範解答を暗記してください。インターネットで調べれば、情報が得られます。

4、Q&Aの模範解答集

Q&Aの模範解答集は、約2週間あれば暗記できます。しかしこれも、余裕があった方が良いかもしれません。資料としては、200ページ程度になると思います。

以上を暗記するには、1か月以上欲しいと思います。できるだけ時間を取って暗記してください。そのためなるべく早く口頭試験の練習を始めて下さい。

説明練習は、友人知人や家族を相手にするのも方法です。高度な技術を難しく説明するのは、普通の技術者です。高度な技術を解り易く説明するのが技術士です。家族に理解できるように説明できれば、完璧です。JESでは、11月16日(日)に準備を始めます。独学の貴方もお急ぎください。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

口頭試験までに暗記すべき模範解答がある。

2014.11.01

筆記試験の合格、おめでとうございます。次は、口頭試験です。今日は、口頭試験の準備について書いてみます。

口頭試験では、定番質問個別質問があります。定番質問は、次のものがあります。

1、受験生全員に質問する事項

2、受験部門で定番の質問

3、選択科目で定番の質問

これらは、定番質問なので模範解答の暗記になります。暗記には、時間が必要なので至急準備を開始してください。急がないと時間がありません。

それから、個別質問では、次のものがあります。

4、受験申込書及び業務経歴票の内容についての質問

5、筆記試験の解答についての質問

6、上記「1、~5、」の回答内容についての質問

そして、これらの回答を行うためには、技術士法・技術士制度・規格基準・受験申込書及び業務経歴票・筆記試験の解答などを暗記する必要があります。また、回答によって新たな質問をされます。最適な回答内容を準備してください。4人に1人の不合格者は、準備して無いから不合格になるのです。

暗記すべき事項が多数ありますのでただちに準備を開始してください。JESでも11月16日(日)のセミナー(←ここをクリック)で暗記すべき内容を説明する予定です。時間がありませんお急ぎください筆記試験からの再度受験をしなくてよいように今回で合格しましょう。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

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